インプラント治療の成功の為の要件は何だと思いますか?

外科的侵襲を最小限に抑えた、的確なインプラントの埋入

これには高い技術が必要です。 ある程度の技術は経験で高められますが、それ以上のAクラスには天性の素質が必要です。
誰しも一流の職人になれるわけではないということと同じです。 物作りでも、料理人でも、外科医でも同じです。
外科的侵襲を最小限に抑えるにはオペの速さ、的確さが要求されます。
オペが遅い、いじくりまわすとインプラントを入れる骨の術後の状態が悪くなり術後の痛みや腫れも大きくなります。 骨が空気に触れる時間が長いほど、感染のリスクが大きくなり、術後の骨の吸収も大きくなります。

インプラント治療実績が多い、経験年数が長い、勉強の度合い

経験や日々の研鑽は重要です。

滅菌された清潔な環境

中途半端な名ばかりのオペ室でなく、医科のオペ室クラスの完全な無菌に近い、周囲と隔絶した専用手術室で、滅菌された環境での手術が可能かどうかは重要です。

即時加重(ワンデイインプラント)をする場合は、前提条件の厳格な遵守

最低限の条件として、35Ncm以上トルクがあることが必要です。
日本人では下顎の前歯のみが可能であり、それ以外の下顎奥歯や上顎ではほとんどのケースで不可能です。
まして女性の場合は、なおさらできるケースが限られます。

インプラントの寿命を延ばすための、インプラント(歯根)の負荷軽減

まったく歯がない人のケースで、インプラントは片顎最低でも8本~10本は必要です。 上下となると16~20本は必要と言われています。
訴訟が多いお国柄かアメリカでは日本以上の本数が求められます。 ほぼ歯の本数分必要とされていて、片顎14本、上下28本入れているケースばかりです。

インフォームドコンセントの徹底

インプラントの寿命をできるかぎり延ばすため、必ず必要治療、処置、手術に対しての、説明とそれに対する利益と不利益、リスクの情報公開を行います。
最終的には患者さん本人が判断して決めることと当センターは考えています。
具合の悪いことを説明せず、良いことばかり説明して薦めることがしばしば見受けられますが、どんな治療にも必要な手術にも必ずリスクが伴うものです。
患者さんが手術はできるだけしたくない、痛くしてほしくない腫れてほしくないと考えるのは当然です。
そのためあまり患者さんが嫌がる処置を薦めると他院に逃げられるのではないかと心配になるのか(あるいはそのオペ技術を持ち合わせていないのか)いっさい必要性を説明しないで最も簡単な手術で済ませようとする傾向が散見されます。
その場合、インプラントの寿命はかなり短くなります。 当センターではインプラントの寿命を延ばすために必要な処置や併用手術はすべてのケースでお話して、どの手術を行うかは医師ではなく、最終的に患者さん本人が判断することと考えています。 それゆえ、必要十分なカウンセリングを必ず行っているのです。

幅広い医学知識

インプラント成功する為には外科的治療技術だけでは不十分です(外科的な技術では半分)
その他の義歯、咬合、歯周病など歯科医師としての幅広い経験、知識、技術が必要です。 また内科的、耳鼻咽喉科の知識も必要です。

手術の時間が短い、手際の良さ

天性の素質、経験、技術の3点に優れていないとできません。 手術の時間が短いと、術後の腫れや痛みも少なく、骨の侵襲も少なく、治りも良好になります。当センターなら3本埋入で、40分程度ですべてが終了しています。

インプラント治療計画

CT撮影やその他による的確な診査診断に基づくインプラント治療計画の作成が重要です。

インプラント周囲の適切な処置

インプラント周囲の付着歯肉その他のインプラント周囲軟組織の適切な処置を怠ってはいけません。