インプラントを長期間(10年~20年)健康に保つ条件

インプラントを長期間(10年~20年)健康に保つためにはいくつもの条件があります。
アルカディア歯科ではインプラントの寿命を確実にする(延ばす)治療を心がけています。

確実なオステオインテグレーション

インプラント(歯根)が顎の骨と直接結合することをオステオインテグレーションといいます。
確実にオステオインテグレーションが行われるためには、インプラント埋入手術後数ヶ月間はインプラントに負荷をかけないで安静を保つことが重要です。
即時加重やワンデイインプラントを行う場合には、手術条件を厳格に守る必要があります。日本人の場合、下顎の前歯以外の部位ではほとんどのケースで条件を満たしません。

インプラント埋入手術において

インプラント埋入手術時には、埋入する予定の骨の高さ、幅が充分である必要があります。
充分ではない場合には確実な骨造成法を行わなくてはなりません。インプラント周囲には最低1mmの骨がないと後々問題が起こります。
また、適切な長さ、太さ、形態のインプラントを採用することも大切です。当院では、権威ある良好なインプラント製造メーカーのインプラント製品を採用しています。
もちろん歯科医師の技術も重要です。インプラント埋入手術が迅速で的確なことも、インプラントの寿命に影響いたします。

インプラント周囲の付着歯肉

付着歯肉は歯茎の健康を保つには欠かせない歯周組織の構造です。インプラント周囲の歯肉には付着歯肉が確実に存在しなくてはなりません。
自然の歯は歯肉と骨とが強固に結合していますが、(金属製である)インプラントは歯茎とは結合できません。しかしインプラントの周囲にある付着歯肉がバリヤーとなり、インプラントの表面との隙間を圧迫して細菌や歯垢の侵入を防いでくれます。
誰でも付着歯肉はありますが、年齢や歯ブラシの使い方やかみ合わせなどの原因により、場所によって消失してしまいます。そうなると、他の場所から移植という難しい手術が必要で、よほど歯周外科に慣れた歯科医でないとできません。
付着歯肉はインプラントの健康保持に極めて大切です。

インプラント上部構造(クラウン)に与える咬合

患者さんの噛み合わせは、個人個人違います。そのためプラスチックの仮歯を入れて、噛み合わせが患者さんの癖に合うかを充分に確認してから、最終的な噛み合わせの決定をしなくてはなりません。
インプラント治療の本数が多いほど慎重にする必要があります。
また、インプラント以外の歯の状態も大きく関係するため、歯の噛み合わせ、バランス、歯の健康度、補綴物の状態、根の健康度、歯周病の状態といった、一般歯科に限らず補綴等の長い経験と専門知識が歯科医には必要です。

その他の要因

治療後のケアー(予防)を励行することも重要です。
また、歯だけではなく、全身が健康であることもインプラントの寿命に影響を与えます。
以上のことすべてに気を配れない歯科医による治療では、長期間にわたってインプラントを健康に保つことは難しいということを知っておかなくてはなりません。

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