インプラントの治療費はどれくらいですか
インプラント治療にかかわるものは保険が一切使用できません。手術、薬、レントゲン、メンテナンス料金もすべて自由診療となります。
患者さんのなかには『インプラントはしたいがお金の問題が一番心配、不安』と考える方は大変い多いと思います。
インプラント治療料金には
【1】インプラント診査、診断料金:CT撮影料金とステント制作費
【2】インプラント埋入料金:インプラント体(フィクスチャー)を顎の骨に入れる手術料金です
【3】インプラント上部構造(クラウン)料金:インプラントの上に被せるクラウン(歯冠)の制作費です。
【4】インプラントメンテナンス料金:インプラント治療終了後のケアー料金です。
以上の4つの料金体系からなります。
通常どの歯科医院でも常識として、インプラント1本とは【2】と【3】の料金の合計額をさします。
当センターでは多くのバリエーションを用意して、患者さんの今の予算に即したインプラント治療費の選択が可能です。
詳しくは遠慮なく、インプラント担当医やTC(トリートメントコンサルタント)にお聞き下さい。
当センターでは、上記【2】と【3】の料金は1本21万円~となっています。(インプラント手術+インプラント体+上部構造、歯冠)
インプラントはどのくらいもちますか
インプラントは人工臓器としては大変に高い成功率を誇り、一般的に言われている成功率は10年で約97%と言われます。10年後に100本行ったら3本ダメになったと考えてください。10年持てば15年、20年が充分可能ということです。しかしそれにはきちっとメンテナンスを行う必要があります。治療に100%はありませんが、当医院では19年間に3,400本以上の経験がありますが、今までに仕方がなくて撤去したインプラントは7年から8年経過した2症例でわずか7本です。99%以上です。
最近『片顎4本(上下8本)の歯で、まったく歯のない方でもインプラントの固定の歯が入れられます』と書かれているホームページや広告を見ますが大丈夫なのでしょか
いわゆるオールオンフォーですね。当センターとしても、できるだけインプラント治療の恩恵にたくさんの方が得られる事が望ましいと考えています、確かに上下8本ですべてを支えられる方法があり、長期に持つ(少なくとも10年以上)なら採用するのが当たり前です。しかしポルトガルのある教授が考えてヨーロッパで日本より早く採用され広まりましたが、最近ではトラブル続きで、訴訟が多いそうです。
もし自分の歯が上に4本あったとしたら、4本で12本のブリッジを勧める先生はいないはずです。
インプラントも神様の作った歯には及びません。それなのに4本のインプラントですべての歯がどうして支え得るのでしょうか?
私には大変疑問です。
インプラント治療は誰にでも受けられますか
次のような人はインプラント治療が受けられませんが程度にもよりますので担当医にお聞き下さい。
- 一般の外科手術に耐えられない体力の方
- 重症の糖尿病、重症な肝臓疾患、心臓疾患、血液疾患を有する方
- 頭部、顎骨部に放射線治療の経験のある方
- 薬物、アルコール中毒症
- 神経的、精神的障害のある方
インプラントは何歳ぐらいまでなら可能ですか
16歳以下は原則できません。年齢的上限はインプラント治療には全身的健康な方なら80歳くらいの方までは問題ありません。女性でも80歳までは問題ありません。
健康に少し不安があります。インプラントは大丈夫ですか
軽い心臓病や糖尿病、高血圧症は問題ありません
インプラントは体に害が無いのですか。後遺症みたいなものはないですか
インプラント本体は最初も述べましたがチタンは一切体の中に入っても無害である事は世界的に承認されています。金属アレルギーも全く報告されていません。
歯周病になりやすい体質と思うのですがインプラントは大丈夫ですか
歯周病にかかり易いとか、なりにくいは、確かに遺伝的体質が関与します。インプラントの機能には体質的にも歯周病がひどいからダメという事には、ほとんどない事が判明しています。但し歯周病治療とその後のケアーは普通の方より入念に行う必要はあります。
私の症例でも歯周病がひどく自分歯がすべて抜け落ちた方でも、インプラントには全く異常なく15年以上機能しているケースがほとんどです。
歯が1本も残ってない総義歯でもインプラントは可能ですか
可能です。失った歯の本数には関係ありません。骨の状態に応じてインプラント埋入本数を決めてどのようなインプラントですべてを支えるタイプか、数本でささえるインプラント義歯にするか、あるいは特に高齢者には、ミニインプラント(極端に外科的侵襲が少ないから)での対応も可能です。
糖尿病でも大丈夫ですか
軽い糖尿病ならOKです。HbA1cの値が7以下なら大丈夫です。また骨と結合し易いHAインプラントの使用も考えます。
インプラントは虫歯にはならないが、歯周病にはなると聞きましたが、もしなってしまったらどうするのですか
通常の天然歯と同じ歯周病の治療をします。初期の歯周病のうちに処置すれば問題ありません。それゆえ定期健診は大変に重要です。定期健診に来ないでそのままにして中期以上に進行してしまうと治らない場合もあります。その場合には、撤去して、骨の治癒を待って再埋入すれば問題ありません。
インプラントは何でも噛めますか
通常の歯で噛めるものは何でも噛めます。
インプラント治療後に食事に不都合があるといった不満はいっさい聞いたことはありません。
1回法のインプラントと2回法のインプラントとは何ですか
1回法2回法のイラスト
1回の手術で終える事ができるインプラントが1回法のインプラントです。骨の状態が良好な場合に用います。
2回法は一般的に骨の状態が悪い場合に使用し、インプラント埋入手術の後、2次オペという手術が必要なインプラントです。
インプラントを入れたら、歯を直ぐに入れたいのですが可能ですか
骨の状態によりますが、インプラントの長さが12mm以上で、埋入トルクが35N/cm以上の強さで初期固定が得られた場合なら即日加重インプラントは可能です。日本人では下顎の前歯以外はこの条件はなかなかクリアする方はいません。まして上顎は下顎の半分の骨密度です。
ほとんど無理です。無理は禁物です。確実が一番重要です。
インプラント手術は必ず成功しますか
インプラントが骨と結合する(オステオインテグレーション)が達成される事が成功の条件です。当センターでは99.9%大丈夫ですが、生体に対しての手術に決し100%はありえません。もし結合しない場合には再手術もいたします。再手術して結合しない場合には、手術技術料金は頂きません。
骨の状態が悪いと言われましたが、インプラントは可能ですか
当センターでは、骨の状態が悪い場合にはGBRやサイナスリフト、ソケットリフト、リッジエキスパンション、その他の方法で骨の造成を計ります。今ではできないケースはほとんどありません。
しかし外科的侵襲は通常の諸手術に比べれば大きいので、当医院ではなるべく少ない外科的侵襲で行える手術の方法を研究しており実践しています。患者さんにとって楽な方がいいのですからその点は最重視で、しかも確実に持つインプラント、両者相反する事ですが総合的に考察して患者さんに最も良い方法を選択するようにしています。
治療期間はどのくらいかかりますか
通常は下顎で3ヶ月、上顎で4ヶ月の治癒期間をおきます。骨の状態が悪く、骨造成手術を併用しなければならない場合には、さらにプラス4ヶ月から6ヶ月の時間がかかる場合もございます。あくまでもCTでの診査、診断での骨の状態で決まります。
手術後の腫れによる外見上の問題はありますか
数本のインプラント埋入手術なら腫れる事はありません。しかし骨造成手術をすれば、特に骨採取を行えば腫れます。腫れて目立つのも1週間ぐらいです。できる限りしたくはありませんが、骨の状態が悪いところに骨造成を行わないで無理にインプラントすればそのインプラントは場合により数年で脱落してしまいます。それも困りますから確実性を優先してやむをえない場合のみ骨造成手術は行うようにしています。
手術後、歯が入るまでは歯が抜けたままなのですか。噛むのに困らないですか
前歯の場合には、必ずオペ後直ぐに仮の歯を入れます。奥歯の場合にはケースバイケースです。ただ噛むのに困る場合には、入れ歯、もしくは条件が許せばインプラント埋入即時仮歯で対処します。
インプラントするのに自費なのでお金がかかると聞いています。予算が限られているので不安です
そうですね。カウンセリングでもその問題が一番大きいですね。当センターでは、患者さんの予算に合わせた選択可能な治療方法やインプラントの種類を他院と違い圧倒的に多く用意していますので安心してご相談下さい。一緒にその予算内での最良の治療方法を考えましょう。
歯科医院で顎の骨が薄い、低い、上あごにうてないと言われたのですが大丈夫でしょうか
今は顎の骨が薄かったり、低かったり、上顎で空洞があって植立できない場合には骨を増やす手術(GBR)、空洞を埋める手術(サイナスリフト、ソケットリフト)で対応します。今ではインプラントのできないケースはほとんどありません。エキストリームインプラント
しかし義歯を長く使用していると、顎の骨は徐々に薄く、低くなっていきあまり低くなると、インプラント不可能なケースなる場合もありますので(特に女性は)インプラントを考えているなら骨が無くならない内に早めの治療が肝心です。義歯を入れているとかなり適合性の良い義歯でも最低1年で0.6mm骨が確実に減っていきます。
インプラントの治療期間はどのくらいかかりますか
基本的にインプラントが普通に埋入できる骨の状態が良ければ、手術後下顎で2ヶ月半、上顎で3ヶ月半が経過してから上部構造(歯の部分)製作が原則ですので、下顎で3ヶ月、上顎で4ヶ月です。即時加重の条件がクリアーされる骨ならインプラント手術当日から歯を入れることが可能です。
ただし骨の状態が悪い場合には骨造成GBRやサイナスリフトなどを行わなければならない場合には長くかかります。例えば顎の骨が薄くGBRが必要な場合に通常GBR手術後骨ができるのに7ヶ月は待たねばなりません。その後インプラント埋入手術で、合計下顎なら10ヶ月、上なら11ヶ月必要となります。ケースバイケースなので担当医と相談をして下さい。
インプラントを入れた場合の保証はどのようになっていますか
もちろん保証はあります。基本的にインプラント体は10年保証です。上部構造は消耗品なので6年です。
インプラント手術が怖いのですが、大丈夫でしょうか
静脈内鎮静法がお勧めです!
インプラント手術は通院でOK、通常入院は要りません。通常は2本インプラントを入れるなら2本抜歯をするのと外科的侵襲は大して変わりません。ただそれでも怖いと思うのは自然なことです。それなら酸素、笑気吸入と、点滴で眠るお薬を血管内に入れる、静脈内鎮静法での眠っている間にすべての手術を終わらせることもできます。全身麻酔とは違いあくまでも麻酔薬でなく睡眠剤の投与です。血圧が高い方や不正脈等の全身状態に不安な方にもお勧めです。
無痛治療で眠りから覚めたら終わっていたというらくらく安心手術も当医院では麻酔専門医を大学から呼び術中の全身管理を行いますので安心です。
インプラントは一生ものですか
口腔内で毎日、常時大きな力が加わり、清掃も難しく、条件の悪いところに使用されているインプラントですから、インプラントが一生もつ事は明言できません。神様の作った歯(天然歯)でも一生持つ保証はありません。一生もつと歯科医が勧めるようならかえって疑問を持ってください。
インプラントに反対する歯科医がいますがどうでしょうか
インプラントを行ってない歯科医の少数派ですがいることも事実ですが、どんな治療にも長所、欠点はつきものです。絶対的な治療方法など存在しません。その事を十分に理解した上での選択権は患者さんにあります。しかし現在では確かな経験と、技術、外科ばかりでなく補綴の技術もある先生のインプラント治療なら確実です。インプラント治療をして不満な方は皆無です。皆さん満足です。
インプラントは失った歯の本数分必要ですか
骨の状態がよければ例えば3本分を2本のインプラントで支えるインプラントブリッジでも可能です。CT検査後の診断で判断します。
骨の状態が悪ければ本数分必要です。無理に本数を減らせば安くはなりますが、寿命は短くなり結果的には高くつくことになるでしょう。
インプラント治療の失敗はなぜ起こるのですか
インプラント治療に失敗しないようにするには、守らなければならない基本原則があります。それらの基本原則を守らない、無視してインプラント治療を行うと失敗が起こります。
基本原則は
- 長年(10年以上)確実に持つ事が確認されている手術手技、治療方法であること
- 確実な診査、診断に基づく適切なインプラントのサイズ、本数、骨の造成手術手技の採用
- 歴史があり、確実に問題ないことが確認されているインプラントメーカー製品の採用
- 歯科医師の長い多くの経験と、技術に問題がないこと。経験が長いから旨いとは限らない
- 妥協のない治療方法の採用
患者さん主体の医療は大切ですが、専門家である歯科医師の広い知識と長い経験からくる治療の基本原則を守らなくてはなりません。
患者さんの希望(安く、はやく、簡単に)だけに応えた治療は結果的には患者さん本人のためにはならないので行いません。
インプラントをしたいが、どこの歯科医院に行けばいいですか
初めての患者さんには難しい選択ですが、次のような点を注意すると良いと思います。
- 最新式の器材・機器がそろい、設備が充実している。
- インプラントの経験が豊富で、評判がいい
- インプラントの手術時間が短く的確で、術後の腫れ、痛みが少ない
- 十分な説明がなされる(うまい事ばかり言うのは信用しないほうが無難です)
- メンテナンスがしっかりしている
- インプラントの症例数が多い
- インプラントを入れる口腔外科的技術だけでなく、歯科医師として入れ歯も含めた総合的な経験、知識、技術を持っている
なお、インプラントが骨に付くためには、ある程度の期間、静かに骨がインプラント周囲に付着、固まるまで待たなくてはなりません(通常は下顎で2ヶ月半、上顎で4ヶ月)
即時加重(ワンデイインプラント)が可能な方は、日本人では下顎の前歯、男性で下顎臼歯部に対してで、概ね男性なら60歳以下、女性なら45歳ぐらいまでです。女性では骨が弱いので即時加重は下顎前歯を除きほとんど無理なことが多く、男性でも上顎は基本的にお勧めできません。インプラントオステオインテグレーションが失われ、直ぐには結果は出ませんがインプラントの寿命が半分になり後でその影響が出てきます。即時加重(ワンデイインプラント)には厳しい条件が必要ですので、HP等で謳っている場合にはよく注意して見てみる必要があります。
インプラントがもしダメになったらどうするのでしょうか
高齢でなければ、インプラントを撤去すれば、その骨の穴は自然に骨で埋まりますから、インプラントの再埋入を行えばインプラントでまた噛めます。高齢でインプラントが不要な場合や手術をしたくないということであれば、その時には入れ歯という選択もあります。
インプラントを入れて、引越しや、転勤となった場合には、インプラントのその後の他院でのメンテナンスや治療はできますか。
インプラントのメーカーは世界で100社以上あると言われています。メーカーが異なると一切の器具が使用できません、通常ほとんどの歯科医院にとってインプラントメーカー機器器材は高価なので1社のみということがほとんどです。器具が合わなければ修理や治療は難しいのが現状です(メンテナンスは可能です)
当センターは7社の製品を用意していますが、それでも他社のメーカーのインプラントが破損した患者さんが治療希望で来院された場合には対応できません。