よくある質問【FAQ】

  1. インプラントの治療費はどの様になっていますか?また最近ではとても安いインプラントもあり、経費は同じだから安心とありますが、どうなのでしょうか?
  2. インプラントはどのくらいももちますか?
  3. オールオン4と呼ばれる4本で即時に歯が入り、たった4本でも12本分を支えうることは大丈夫なのですか?
  4. インプラント治療は誰でも受けられますか?
  5. インプラントは何歳まで可能ですか?
  6. 健康に不安がありますが、インプラントは大丈夫ですか。
  7. インプラントは体に害はないのですか?
  8. 歯周病になりやすい体質と思うのですが、インプラントは大丈夫ですか?
  9. 総義歯なのですが、入れ歯がつらく(違和感、異物感、吐き気、噛めない)のでインプラントにしたいのですが金額、治療方法、治療期間は?
  10. 糖尿病があるのですが、インプラントが可能でしょうか。
  11. インプラントは虫歯にはならないが、歯周病になってしまったら、どうなるのでしょうか?
  12. インプラントは何でも噛めますか
  13. インプラントの手術は1回法と2回法インプラントがあるそうですが?
  14. インプラント手術後直ぐに歯が入る方法があると、ホームページに書かれていますが、どういう方法で問題はないのでしょうか?
  15. インプラント手術には失敗はないのですか?
  16. 他院で骨の状態が悪くインプラントはできないと言われました。インプラントは不可能なのでしょうか?
  17. インプラント治療期間はどのくらいが目安でしょうか
  18. 手術後の腫れ等の外見上の問題や日常生活上の問題がありますか?
  19. 手術後前歯の場合など歯がすぐに入るのでしょうか?また噛むのに困る状態になるのでしょうか?
  20. インプラントするのに自費なのでお金がかかると聞いています。予算が限られているので不安ですが?
  21. 自分がかかっている歯科医院で、あごの骨が薄い、低いのでインプラントはできないから、ブリッジや入れ歯を薦められました。できないものでしょうか?
  22. インプラント治療に保証はないのですか
  23. インプラントは一生ものですか?
  24. インプラントは失った歯の本数分必要ですか。
  25. 色々インプラントの治療の失敗がうわさに上りますが、なぜ起こるのですか?
  26. インプラント治療を受けたいが、どこの歯科医院を受診すれば良いのでしょうか?
  27. インプラントがダメになったらどうなるのでしょうか?
  28. インプラント治療後、引っ越しや、転勤その他で他の歯科医院に変わった場合には、メインテナンスや修理は可能でしょうか

回答

インプラントの治療費はどの様になっていますか?
また最近ではとても安いインプラントもあり、経費は同じだから安心とありますが、どうなのでしょうか?

インプラント治療は自由診療なので、歯科医院独自に自分の技術、地域性、設備機器、インプラントメーカーその他で自由に料金設定しています。
また歯科医院のインプラントの治療費の設定基準はないので、「インプラント1本は何万円です」の1本とは何を指すのかもあいまいです。
1本とはインプラント埋入から完成まで全ての料金を含んだ料金設定している歯科医院と、1本とはインプラント体という骨に打ち込む土台の部分だけを言っていて、歯肉の上の部分、上部構造や歯冠部分、手術代、薬代、その他の料金は別途設定されていて、最終的な料金は1本とは大変異なる料金体系になっている歯科医院も多く見かけます。
後者は安さをうたい文句に患者さんを集めようとしている歯科医院に多くようです。
安い料金設定の歯科医院は、自分の治療技術に自信がない場合やまただから院長が多くの技術的に未熟な若い歯科医師(技術が未熟)を集めて院長に据えて、何軒もインプラントセンターを作り手広く儲けようとするもうけ主義、経営主義の歯科医院とか、歯科医師でない経営者が大学の名誉教授の名前を借りたりして、実際の治療は雇った若い歯科医(院長)が行い、歩合給与で激安インプラントをうたせて金儲けに走る歯科医院(経営者)もあるとの情報です
自分に自信があり、技術も高く、まじめに研鑽し、レベルの高い設備その他きちっと怠りなく手抜きしないで治療する様な誠実な歯科医師はプライドも高く、値下げ合戦には決して組みしないし、自分の適正な価格でしか治療しません。きちっと治療して、ある程度の保証を付けて行うにはそれなりの料金設定、治療期間が必要です。仮に院長自ら行うにしたも、近くに何軒もインプラント専門医院(インプラントセンタ)作りやっている医療法人もありますが、自分でするには一軒が限界です。それ以上は未熟ないつ辞めるかわからない若い歯科医師を雇って行う儲け主義のところですから注意してください。

インプラント1本のメーカー価格は、最高レベルの一流メーカーで8万円、最低の中国製や東南アジア製なら3千円~5千円です。これは大変な差なのです。
安い着るものや100円ショップ製品なら使い捨てでOKですが、インプラントは体内に入れて、基本的にはやり直しがきかない場合も多いものです。歯科医院選びは慎重に決めたいものです。
自分の技術に自信があり、きちっと治療後の保証を考慮し、一流メーカー製品を使い、妥協のない持つ研究成果(エビデンス)にもとづく持つインプラントを目指すなら、1本10万円以下??などのような馬鹿げた料金では治療はできないはずです!!
薄利多売なんて、高度な技術を売り物にする医療や工芸製作、美術製品にはあり得ないことです。
5年ぐらい前でしょうか、愛知県の豊橋市の歯科医院でインプラント使い回し事件や東京銀座の眼科の近視治療レーシック感染事件等をみても、適正価格から特に安いものが、いかにリスクが高いか物語っています
安くて良いものは、高度技術の世界には無いのです。注意しましょう。騙されない様に、安物買いの銭失いにならないように注意してください!!

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インプラントはどのくらいももちますか?

インプラントの成功率は、人工臓器としては大変長く、各論文で10年での成功率は97%といわれています。つまり100本埋入して10年後に3本ダメになったということです。
この論文の患者には、骨の状態が悪い、糖尿病やその他全身疾患(インプラント埋入が可能な範囲)がある方も含まれています。
私のインプラント治療成績では、勿論転勤その他の理由定期検診に来ない患者さんがおおいので、定期検診に来た患者さんだけの統計ですが、23年間の定期検診に訪れた患者さん(23%)のインプラント3,452本でロストは7本です。成功率は99%になります。
つまり骨の状態の悪い方や、糖尿病や肝臓病その他全身疾患のある患者さんでは当然成功率は低くなりますが、骨量や骨密度が普通な方で、全身的に健康な方なら100%成功であると断言して良いと言えます。

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オールオン4と呼ばれる4本で即時に歯が入り、たった4本でも12本分を支えうることは大丈夫なのですか?

当センターでもオールオン4は行っていますが、基本的に下顎に限定しています。その理由は、オールオン4はヨーロッパのポルトガルの開業医Drマローにより考案されて最初ヨーロッパで広まりました。6~7年前に日本に導入されました。下顎では骨密度が高くまたインプラントに加わる力の方向が垂直なので、十分に4本で12本を支えることや、即時加重(その日に歯が歯がはいる)条件がクリアーされるならOKです
しかし上顎では、骨密度は下顎の半分がほとんどですし、方向が斜めなので、力学的に不利な条件にありとても上顎にオールオン4はリスクが高く長期には持つことは考えにくいのです。事実ヨーロッパでもオールオン4の訴訟問題が大きくなっています。西洋人にと比べ骨格の弱い東洋人ではもっと問題があることは確実なので、上顎へのオールオン4の応用はより慎重にしなければならないと思います
事実今でもアメリカではオールオン4はほとんど行われていません。2008年の南カルホルニア大学歯学部(USC)の1年コース留学研修会に参加しましたが、USCの教授陣も日本ではこんなにオールオン4が行われていることに驚きを隠していませんでした。

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インプラント治療は誰でも受けられますか?

次のような方は、インプラント治療は避けるべきと思います。

  • 重症の糖尿病、肝臓病、心臓疾患、血液疾患
  • 頭部、顎骨部放射線治療の既往歴のある方
  • 薬物、アルコール中毒
  • 神経的、精神的障害のある方
  • 重い知的障害の方

インプラントは何歳まで可能ですか?

年齢の上限は健康である限り基本的に制限はありません。
80歳を過ぎると、多少の成功率の低下はありますが、問題はありません。当医院では最高齢は85歳の方のインプラント埋入したケースがあり、問題なく過ごしています。
女性でも問題はありませんが、骨粗しょう症の重度の方で80歳以上の方はケースバイケースです。その骨密度の検査果次第です。年齢の下限は基本的に成長が終了する18歳以上で、それ以下の方ではインプラント治療はできません。

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健康に不安がありますが、インプラントは大丈夫ですか。

軽い日常生活に支障の無いていどの、心臓病、肝臓病、腎臓病などは問題ありません。
高血圧は管理されていれば問題ありません。
重度の歯周病も数%成功率が下がる?(セルフケアー不足からともいえます)と言われていますが問題にはなりません。

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インプラントは体に害はないのですか?

チタンは生体親和性がとても高く、体内にいれたままでも問題はほとんどありません。整形外科でも良く骨折の治療に使われ、チタン製の固定器具はそのまま体内に入れておかれる場合もおおいです。
しかしチタン金属アレルギーは極めてごく少数の方にあることがあるそうです。
ゴールドやプラチナにアレルギーがある方でもチタンは問題ないほどアレルギーになる方はほとんどいないのですが、数百万人に一人ぐらいの割合でアレルギーがあり、皆無ではありません。
もし金属アレルギー体質がひどく、心配なら、皮膚科でのパッチテストを受けるようにしてください。
今までに当医院でも1万本以上をうっていますが、全く問題はありませんし、聞いたこともありません。しかし他院で安いインプラントを埋入して、MRIが撮れないので撤去して欲しいとのことで来院した方が何人かいました。たぶん特に安いインプラントメーカーを使用しているためチタン合金の中に磁性を帯びる金属が不純物として混じっているものとおもわれます。
安インプラントは要注意です!!

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歯周病になりやすい体質と思うのですが、インプラントは大丈夫ですか?

重症の歯周病が、遺伝的体質として遺伝することは良く知られています。重度の歯周病がある方のインプラント治療はほとんど差がないことが知られています。数%治療成績が下がることは文献に書かれています。
しかし、歯周病でない方よりもより入念なケアーが必要であることは事実です。そのケアーをより入念に行わないから成功率が多少下がるとも言えます。
私の過去のケースで歯周病がひどい方でも、自分の歯が全て歯周病で抜けてしまったかたも、インプラントは異常なく15年以上も機能している方がほとんどです。

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総義歯なのですが、入れ歯がつらく(違和感、異物感、吐き気、噛めない)のでインプラントにしたいのですが金額、治療方法、治療期間は?

まず、入れ歯をお口の中にいれて、使用することはできるが、異物感や違和感があるし、あまり噛めないのでインプラント治療を希望している方の場合は

予算が十分に用意できうる方なら
骨の状態が良ければ、上下インプラントで固定性のブリッジにするのが最高です。
ほとんど自分の歯と同じ状態まで回復可能です。ただし特に上顎では長期に持たせるために、すべてのインプラントを基本的には連結する必要があります。
2007年度に私はハーバード大学歯学部での研修会に参加しましたが、
ハーバード大学歯学部では総義歯患者さんの最低インプラント本数は、下顎は6本、上顎は8本が最低ラインとしています。
治療期間は1年から1年半ぐらいでしょう。
骨の状態があまりよくない場合
GBRやサイナスリフト等の骨造成法がCT診断で必要な場合もあります。その場合は時間も費用も骨の状態が良好な人よりかかります。ただケースバイケースなので担当医にご相談ください。治療期間が2年近くなることもあります。
よくオールオン4で、手術後即時荷重でインプラントと仮歯が入り、数か月後には最終の完成した歯が入ることを売りにホームページに書かれています。
確かに患者さんには数年かかる治療が、オペ回数が少なく半年以内になるならわたしも患者さんにその様な治療を薦めるでしょう。しかし特に上顎は骨が柔らかくオールオン4治療で、4本で12本分を支え、即時荷重が無理なケースがほとんどです。やはり長期的な予後を願うなら上顎は、最低は8本でしっかり支えを作り、多少時間がかかってもその方が安全、確実を選んだ方が良いとは思いますが皆様はいかがでしょうか?
ハーバード大学歯学部が世界基準として総義歯のインプラントブリッジは下顎6本、上顎8本とデータ分析より出しています。
早く、急いで立てた家など長く快適に住めるわけがありません。長く快適に住める家は、それなりの費用と建築時間が必要なのです。
もし上顎の骨の状態が不良な場合には、時間的にも経済的にも上顎は総義歯、下顎はインプラントブリッジが良いと思います。
この方法で、半分の予算で総義歯より劇的にほとんどの物が噛める様になり、お食事に困ることはありません。快適な食生活が可能です。
インプラント義歯に関してはインプラント義歯の項目をご覧ください。

義歯に異物感、違和感がひどく、吐き気もして入れ歯を使用できない、入れられない方の場合には

全てインプラントブリッジにする以外は、治療方法がありません。
予算や時間もそれなりにかかります。
ケースバイケースなのですが、場合によりやもうえず上顎にもオールオン4という方法もございます。
担当医と口腔内の診査、診断後にご相談ください。
また特に高齢者(85歳以上)では、体の外科的侵襲を最小限にするミニインプラント治療法もありますので、お気軽にご相談ください。

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糖尿病があるのですが、インプラントが可能でしょうか。

糖尿病に罹患していても、軽度の糖尿病なら生活の改善(食事療法、程度な運動)を行い臨床検査の数値が許容範囲内になるなら問題はありません。
基本的にHbA1cの値が7以下なら大丈夫です。
歯周病になりやすいのでカルシュウムインプラント(HA)はあまりお勧めできません。HAインプラントでは歯周病がHAインプラントの使用は控えるべきと思います。
しかしインシュリンを投与しているような重い糖尿病では無理だと思います。ましてさらに肝臓病を併発している人は入れ歯の方がお勧めです。

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インプラントは虫歯にはならないが、歯周病になってしまったら、どうなるのでしょうか?

インプラントの歯周病治療は、基本的には初期の歯周病(骨の吸収が上の部分が少しだけ)の場合には、通常の天然歯と同じ歯周外科を行い治療すれば問題はありません(HAインプラントでは初期でも治療できない)が、中等度以上に進行して、骨が吸収してしまったら、インプラントの歯周病治療は原則不可能です。
最近文献ではかなり進んだ歯周病の治療をGBR(骨再生誘導法)で治療した症例が、外国の文献に掲載されていますが、まだ完成された治療方法ではなく、撤去して、新しいインプラントを埋入する方が今のところ間違いないと思います。
撤去しても、通常の天然歯を抜くと同じことで、その抜いた穴はまた自然に骨で埋まります。
故に必ず定期検診はとても大切なことで、必要なものです。早期発見、早期治療があなたのインプラントを長く持たせる重要なポイントなのです。

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インプラントは何でも噛めますか

基本的に天然歯と変わらないほど何でも噛めます。インプラント治療して噛めないという不満は聞いたことがありません。

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インプラントの手術は1回法と2回法インプラントがあるそうですが?

1回法2回法のイラスト

1回法のインプラントは、基本的に骨の状態が良好な場合に用いる方法です。ただ日本人では、特に女性は歯茎の厚みが薄い人が多いので、最近は骨の状態が良くても、歯肉の厚みが薄い方は、インプラントの骨の吸収が起こりやすいので、それをできるだけ防ぐために、わざと2回法にして歯茎の厚みを増やす手術法の採用が多くなりました。

2回法のインプラントは基本的には骨の状態が良くない場合には、骨の保護と感染防止をかねてインプラントを骨に埋入後歯茎を閉じて縫合します。
故に後で歯茎に少し麻酔して、切開しインプラントの頭をだし、チタン製のキャップを被せて歯茎を貫いてお口の中に出した状態にする2次オペが必要です。
そのために2回手術が要るので、2回法インプラントと呼ばれています。

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インプラント手術後直ぐに歯が入る方法があると、ホームページに書かれていますが、どういう方法で問題はないのでしょうか?

ワンデイインプラントとかイミディエートインプラントとか即時加重インプラント等と言われている方法です。
インプラント手術後即日に歯を入れるには、それなりの守るべき絶対条件があります。

  • インプラントの長さが12mm以上のインプラント
  • 埋入トルクが35N/cm以上の強さであること
  • インプラントがアーチドスプリントできること

以上の3つの条件を完全にクリアーしないといけません。しかし日本人では下顎の骨はだいたいOKですが、上顎骨は下顎の骨の密度の半分ほどで柔らかく、特に更年期以降の女性は弱くほとんどが即時加重には適していません。
確かにインプラントした即日に歯が入り、見た目と食事がある程度確保できるのは患者さんにはうれしいのですが、上記の条件を確実にクリアーしないと、インプラントの寿命が半分以下もしくは早期に脱落するリスクが大変高くなることも事実です。
お金のかかるインプラント治療は、私の考えでは如何に長く機能させることが最重要課題だし、患者さんが望んでいることだと思います。無理なインプラント治療の治療により骨がダメになれば、再治療は場合によりインプラントが困難で入れ歯しかできなくなることもあります。
即時荷重(ワンデイインプラント)を売り物にしているインプラント歯科も多いです。うまい話にはそれなりに反面リスクが大きいものです。昔からうまい話には乗るなと言うことわざどおりです。慎重に考えたいものです。

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インプラント手術には失敗はないのですか?

人間が行い、人体を扱う医学的処置100%絶対はありません。
インプラント手術の失敗には色々あります。

  • オッセオインテグレーションが達成できない場合
  • 骨の早期吸収による、早期脱離
  • 感染
  • 血管、神経の損傷

等が考えられます。我々も日夜努力して失敗の無いように心がけていますが、失敗が無いようにするには

  • インプラント外科のエビデンス(絶対必要な科学的に証明された事実)を確実に守ることが求められます。
  • 感染が起こらない様に、無菌手術室、無菌手術着、機材器具の滅菌、手術手技。
  • 手術の技術が極めて高いこと。これを達成するには先天的な才能があるDrでないと無理ですがその才能のある歯科医は非常に少なく(100名に一人?)、ほとんどの歯科医師が普通、もしくは外科不向きな方がほとんどです。ほとんどの歯科医は歯周外科さえ行わないのが95%以上です。現代はその様な歯科医師がインプラントは儲かるからと今まで外科なんてしたことがない歯科医師がインプラント治療を行うから、今のインプラントのトラブルの激増につながっています。
    医師でも外科の名医なれるのは歯科医と同様にごくわずかな才能のある方です。
  • 的確な診査、診断、治療計画が立てられる能力があること
  • 豊富なインインプラント外科や咬合、補綴の知識、技術

以上が必要な要素です。
今や、技術や経験が未熟や不向きな歯科医師ほど、設備や肩書(認定医、外国の大学の講師、臨床教授等)を採る為に多大の費用を投じて奔走し、あげくはどこかの大学の名誉教授の名前を借りて、実際は別の雇われた若い未熟な歯科医師が執刀し、激安で患者さん集めをして、歯科医師でないものが経営に参入し設備や宣伝、肩書のある歯科医師の名を借りて開業しひと儲けする歯科医師が院長でない歯科医院が多くある現実を見ると心さびしいものを感じます。
特にインプラント外科の基本的エビデンスで特に重要なのは

  1. 骨の高さが十分にあること12mm以上
  2. 骨幅がインプラント全周囲に1.5mm以上の幅であること
  3. インプラントの埋入位置が適正なこと
  4. インプラントの周囲の歯肉が付着歯肉(不動性)であり、適切な厚みがあること

これら4つの条件特に 2 が満たされないと、インプラントは骨の早期吸収や歯周病の発症で早期脱落もしくはその寿命を著しく短くなります。
しかし骨幅や高さが不足する場合は、その多くは前歯であり、日本人の前歯のインプラントの場合にはほとんど98%以上(当院患者さん統計)がなんらしかのGBR(骨造成術)を行わなければ長期に持つインプラントにならないケースなのです。
実際にはその原則が守られていないが現状で、GBR等の手術は時間がかかる、料金がインプラントとは別途にかかる、さらにGBRができる歯科医が非常に少ない(高度なテクニックが必要、たくさんの経験がいる、最低月に1回以上のケースをこなしていないと技術が保てない)等の理由により、患者さんも避けたい、歯科医師もできないし、患者さんに逃げられるのが怖いんので、説明しない、言わないでそのままインプラントを無理に細い骨に埋入することが、数年後にインプラントを支える骨が吸収してダメになる場合がインプラントトラブルの最大の原因なのです。歯科医師ではインプラント治療では特にセカンドオピニオンが成り立たない分野です。
これは激烈な過当競争と、医師と違い、失敗しても生命を脅かすことがほとんどないからです。
先ほども言いましたが、医学に100%成功などあり得ません、しかし如何に成功率を100%に高めるか、設備、技術、知識、研鑽は絶えずしていくことがインプラント専門医にはもとめられています。また経営本位でなく、患者さん本位で、きちっとした高い技術と、妥協のない確実な治療方法で、治療の利点、欠点、リスクを患者さんにきちっと情報を伝えてから納得の上治療を行うことが歯科医師には求められているのです。
患者さん希望本位、経営本位で良いことばかり宣伝し、低料金で患者さん集めに奔走して利を稼ぐ歯科医院が横行していることは嘆かわしいことです。

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他院で骨の状態が悪くインプラントはできないと言われました。
インプラントは不可能なのでしょうか?

よくある質問です。
歯科医のインプラント技術には相当な開きがあります。本当にできる歯科医がすくないのが現状です(肩書をいっぱい持っているのと技術とはあまり関係ありません)
骨の状態が悪ければ、GBRやスプリットクレスト、サイナスリフト等の骨造成法を行い、現代では技術があればインプラントができない症例はほとんどありません。しかし骨造成法は外科の手術回数は多くなるし、外科的な侵襲度も高いので、当センターでは極力侵襲性が少ない方法を研究し実践しています。
しかし、どうしてもエビデンスに基づく処置は避けられない場合には避けないで、しっかり持つインプラント治療を目指し、患者さんとの対話を、患者さんが得る利益、不利益、リスク等を全て提示して、患者様と十分なカウンセリングと対話を重要視して納得の上で治療を行っています
自分ではインプラント手術ができないから、義歯をのみを薦めたり。
大学の口腔外科医やそれなりのインプラント外科のみをしている先生をその時雇い、インプラント埋入をしてもらい、自分はインプラントの上の部分(歯の部分)のみ作る歯科医院も増えています。できないインプラント手術をするよりは良いことですが、やはり責任上インプラント外科とインンプラント補綴両方の技術が高く一人の先生が行うことがインプラント治療を任せるには必要な条件と考えています

肩書をとるには、診療時間を大幅に削っても色々な学会、会合に出席し交流を深めないとできませんし、お金がかかることなのです。本当にインプラントで診療が忙しければ多大の時間と費用の掛かる、そんなに肩書造りに時間を割くことはできません。
もちろん研修会でもないに出ることや開催することは重要ですが、腕の無い歯科医ほど商売で肩書造りに奔走する歯科医も珍しくありません実態は各学会認定医、臨床教授等でもお金で買えるのです
また今専門的技術と知識が高いことをアピールするために最近では自費出版(費用400万円から800万円)がインプラントセンターを開院している歯科医師の間で大流行ですし、書籍の書く内容は出版会社でほとんどをホローしてくれて、自分でほとんど執筆しない、内容も患者さんへのPRの内容の本が売り出されています。また出版記念講演会とのめいもくでインプラント説明会等を行う歯科医院も増えています。

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インプラント治療期間はどのくらいが目安でしょうか

インプラント手術がスタンダードオペ(骨造成が要らない)なら、インプラントを埋入してから骨に安定して付くには下顎で2ヶ月半、上顎で4ヶ月かかります。そして上部構造(歯冠)を作るのに約1~2ヶ月かかりますので、下顎で4~5ヶ月、上顎では6~7ヶ月が目安です。
インプラントが長期に持つためにはどうしてもCT診断で骨造成術(GBR)必要な場合には、さらに6~10ヶ月はさらに必要になります。

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手術後の腫れ等の外見上の問題や日常生活上の問題がありますか?

臼歯部なら通常のインプラント埋入で2本とか3本入れても、腫れや内出血はほとんどありません。人により多少腫れていると外見上から判断されるかなといったところです。
前歯だとどうしても腫れは前面にでますので、はっきり判ります。大体1週間で腫れの8割は引き、2週間で完全に消失します。
もっと多数のインプラント同時埋入や、骨造成手術であると、腫れも大きくなりますし場合により皮下出血が起こり外から目立つことも無いわけではありません。
腫れも2週間で消失し、皮下出血も1ヶ月あれば消失します。
あとは手術日には、入浴や飲酒はダメです。骨造成手術が多数同時埋入の場合などでは、2日ぐらいの入浴は控えた方が良い場合もありますし、最低1週間は旅行や会食当は控えた方が良い場合もありますが、手術の内容によりケースバイケースなので担当医との相談してください。

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手術後前歯の場合など歯がすぐに入るのでしょうか?
また噛むのに困る状態になるのでしょうか?

前歯の場合には、見た目が重要なので、基本的には固定制の仮歯を入れますが、固定性の歯が難しい場合には、入れ歯でする場合もありますし、即時加重の条件を満たして可能なケースなら手術当日に歯を入れてお帰り頂く場合もございます。
臼歯部奥歯なら無理して入れない方が良いと思います。食事ができない場合には2週間待ってから義歯等で入れる場合がおおいですが、固定性をお望みならインプラント埋入当日に仮のインプラントを打ってそれに仮歯を固定性で入れることも可能です。

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インプラントするのに自費なのでお金がかかると聞いています。予算が限られているので不安ですが?

そうですね!カウンセリング時でも一番大きな問題は予算のことです。当センターでは患者さんお予算に合わせた多くの選択肢を整えて、治療方法やインプラントの種類も圧倒的に他院と違いそろえていますので安心して相談してください。一緒にその予算での最良の治療方法を考えましょう!!
しかし、最近不景気なせいで、激安インプラントがたくさんホームページでも見受けられます。
1本9万円とか7万円とか安く書かれていますが、実際のかかる費用は、上部構造や手術代、薬代その他でほとんどが同じか、それ以上に高い場合もあります。また確かに安いインプラントもあります。
しかし安すぎるインプラントは要注意が必要です。インプラントも色々あり、世界一流メーカーなら8万円、安いメーカー中国製や東南アジア製千円とか、国産でも同じぐらい何故かハチャメチャに安いものがあります。
日本で法人を設立して販売して国産であると称して実際は経営も中国人、製造も中国製があると聞いています。
インプラントも安いんのはインプラントの金属に不純物が多く含まれているので安くできMRIが撮れない、金属アレルギーが出るという患者さんもいるほどです。
安インプラントを売りにしている歯科医院で一流品を使用していると書いてありますが???経費は同じでも、儲けの部分を減らして安いインプラント治療が可能になりました、薄利多売を売り物にした歯科医院が多くホームページに載っています。
しかし結局は、実際は患者さんにはどこの国のメーカーで、どこの製品のインプラントを使用しているか判りませんし、我々にも判りません。また技術が低いから安売りというサービス提供で客を寄せているにすぎません。
きちっとした安心、確実なインプラント治療をするにはそれ相当の設備、勉強、経験、高い技術、経費がかかるもので、自分の腕に本当に自信がある歯科医は決して安売りはしないものです。「利益を圧縮して経費は同じ」なんてばかな治療は高い技術をうる自信のある歯科医が行うインプラント治療ではあり得ないことです。
一流品に安物はありませんし出物もありません。結局きちっとしていると言いながら判りません。
治療の結果は直ぐには出ません。治療終了後数年後に色々とトラブルが出るものです。体の中に埋入するものですし、そう簡単にはやり直しは経済的にも肉体的にも苦痛ですし、骨の状態も非常に悪くなるので難しくなる場合がほとんどで、入れ歯しかできなくなるケースもありますので十分に注意して「安物買いの銭失い」に健康も失ったら最悪です。要注意、要注意
安売りマンション、国産うなぎ偽装事件、言ったら限がありません。

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自分がかかっている歯科医院で、あごの骨が薄い、低いのでインプラントはできないから、ブリッジや入れ歯を薦められました。
できないものでしょうか?

骨が薄い、高さが低い場合には、GBR(骨再生誘導法)やリッジエキスパンション、上顎の空洞(副鼻腔)を骨で埋める手術;サイナスリフトなどの手術を行い、骨の状態を良くしてからインプラントを埋入して対処します。時間と費用が加算となりますが、今では本当にインプラントができないケースは大変に少ないものです。
遠慮なく当センターに相談にお越しください。
しかし、長期に義歯を使用していると、あごの骨は徐々に薄く、低くなり(かなり適合の良い入れ歯でも、毎年0.6mmずつ減少すると言われています)、限度を超えてしまうとインプラント治療が極めて困難なケースになる場合もあります。
今入れ歯を使用している方はインプラント治療をお考えならできるだけ早く決断して、専門医にかかりましょう。
オールオン4という治療ならかなり困難なケースでも、可能にしてくれます。ただし上顎はむずかしい場合が多いので、また無理をすると5年や6年で問題が出ますので、慎重な診査、診断とより慎重な患者さんの判断が大切です。

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インプラント治療に保証はないのですか

もちろんあります。基本的には当方の落ち度があるならインプラント体は10年、上部構造は消耗品なので6年から7年です。
最近保証期間20年なんておかしな保証をして、安いインプラントが出ています。
詐欺まがいの治療保証で患者さん集めが横行しています。要注意
まともな歯科医ならあり得ないことです。歯科医学とは、体を扱う治療とはそういうものです。歯科医でない者が歯科医院を裏で経営しているか、不誠実な歯科医が先を考えないで、その場限りの儲け主義としか言えない、危険なことだと思います。うまい話には昔からのるな、必ず裏があるものです。

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インプラントは一生ものですか?

患者さんの中にも本当にその様にインプラントは本来一生もつものであり、持たないのは問題と考えている方がいるみたいです。
しかし、良く考えてください。あなたの神様の造った歯は一生もちましたか?
ベンツのS550(1,600万円)が一生何十年も故障なし、修理なしで持ちますか?通常は10年でポンコツです。
インプラントは毎日お口の中で24時間365日、休みなしで使用され。細菌だらけの口腔内にあり、患者さんの全身的疾患も大きく影響する環境の中で一生はかなり難しいのが当たり前です。
もしも一生持ちますという歯科医がいたなら、それはおかしいと思って避けましょう。危険です。まずはあり得ないことです。
インプラントが45年間問題なく機能した症例もスエーデンで報告されていますが、たまたまそういう条件が整えばあるかもしれません。

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インプラントは失った歯の本数分必要ですか。

骨の状態が良く、長く、太いインプラントが使用できうるなら、3本を2本、5本分を3本で支えるインプラントブリッジは十分に可能です

骨の状態が悪く、高さがない、薄いばあいには、患者さんの条件でGBRを行わないで短いショートインプラントの使用も検討します。
その場合には奥歯などでは大きな力がかかりますので、失った本数分のインプラントが必要な場合もあり得ます。

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色々インプラントの治療の失敗がうわさに上りますが、なぜ起こるのですか?

インプラント治療を失敗やトラブルを極力少なくするには、守らなければならない原則(エビデンス)があります。その原則を守らないでインプラント治療を進めると問題が早期におこります。
その基本原則には2つの分野に分けられます。

  1. インプラント手術時での基本原則
  2. インプラント補綴(被せ物)での基本原則

以上の2つの原則が必ず必要です。
まずは

インプラント手術時の基本原則

  • 手術が無菌的に行われること。無菌オペ室、完全滅菌機材器具、使い捨て滅菌オペ着等の設備機器や無菌的手術操作技術が要ります。
  • インプラントの周囲に必ず1mm~1.5mmの骨の厚みが必ず存在すること。この原則は特に重要で、これを守らないことによる、インプラント早期脱離、寿命の著しい短縮、インプラント体の口腔内露出(金属が見えるようになる)等のトラブルが起きます。薄い骨はGBRで厚くしてインプラント周囲の骨の厚みを必ず確保する必要があります。
  • 適切なCT診査、診断にも基づく、エビデンスと長い臨床経験から割り出されたインプラント手術計画の作成
  • CTもただCT画像を撮る歯科医院が多いのですが正しくは、ステントと呼ばれる最終的完成を予測して入れるべきインプラントの位置、方向を示すアルミチューブが入った入れ歯(ステント)を装着してCT撮影して、その位置からインプラントを入れるべき位置の骨の厚み、高さ、神経、血管等の把握をしなければなりません。ただ漠然とCT撮影してもその診断的価値は40%ていどにしかなりません。
  • 先天的な手術の才能と高い技術、豊富な経験、的確で、素早いインプラント手術。例えば2本埋入するのに手術の実質の時間が2時間もかかるようなら、極めて問題です。空気にさらされいじくりまわすほど術後の腫れ、疼痛、傷の治癒、骨へのダメージはとても大きくなります。かかっても45分できれば30分ぐらいで的確に終わらせることができるなら良好な結果が得られますし、患者さんも術後の不快症状が大幅に軽減できます。世界的に有名なスイスベルン大学歯学部インプラント外科の教授Drブーザーは、1週間位1回はインプラント外科をしていないと、その技術は保てないと言っています
  • 歴史のある世界の一流メーカー製品の使用。
  • その他エビデンスに基づいた治療を行うこと。例えば下顎は最低2か月半、上顎なら4か月は骨がインプラント周囲に付くのに時間がかかるので、原則インプラントは安静にして待つことが大切です。
  • 即時に歯がはいるワンデイインプラント、歯肉の切開が要らないフラップレス手術等まだ技術的にきちっと確立されていない方法で、歯科医の過当競争で、患者獲得の為に患者さんの希望本位、経営本位の安易な治療法の採用と未熟な技術、経験から多くのインプラントトラブルの原因を作っていることは否定できない。
    当医院でも一時フラップレス手術を数例行いましたが方向が適正にはなりませんでしたし、他院のフラップレス手術で行われたインプラント手術のCT画像で骨からほとんど外れて埋入されているケースを何症例か見たことがあります。
    また文献で最大2mmずれるリスクがあるとのことです。2mmは大変大きな誤差です。無視できうる誤差ではなく危険な誤差なのです。今の段階では、骨を切開して、骨の形態を診ながら埋入する方法が安全、確実です。

インプラント補綴(歯冠)の基本原則

インプラントが十分に持つには外科だけでなく、高い補綴技術(歯を作ること)その原則を守る必要があります。

  • かみ合わせは、基本的に前歯が奥歯を保護し、奥歯は前歯を保護している。相互保護作用が働いて長期に歯の健康が保たれているので、前歯、奥歯も左右必ず固定性のもので完全に回復してあることが原則。かみ合わせは良く前歯のみ入れて奥歯を入れなければ前歯に奥歯の負担がかかり早期に崩壊するし、逆に前歯がないとか、適切なかみ合わせでないと、奥歯のインプラントを含めた臼歯部のやはり崩壊につながること。
  • 中心性早期接触、咬頭嵌合位での早接触がなく、安定したかみ合わせであること
    かなり補綴を専門的に勉強し、技術を磨いてこないとできない。(米国では補綴専門制度があり専門医がたくさんいる)
    口腔外科専門医にはこのことがほとんど欠如している。なぜなら口腔外科専門医認定をとるには毎日口腔外科手術専門で若い時から最低13から14年の経験、研鑽がいるので、補綴専門との両立はほとんど極めて困難であるから
    インプラント外科に必要なのは歯周外科のような細かい外科技術で、口腔外科医が行う様々な外科技術は直接にはインプラント外科技術とは結びつかないのです。度胸はできますが。
    あたかも口腔外科医がインプラント外科に長けていると言っているが極めて問題です。つい患者様もその様に思いがちです。ただ歯周外科さえも行わない、できない歯科医がほとんどインプラント治療をしているので、口腔外科医は外科的にはそれよりはましと言う評価でしょうか!!
  • インプラントに入れ歯のクラスプ(ひっかけ)をかけてはならないこと。入れ歯とインプラントの組み合わせは原則ダメ(インプラントが折れるリスクが大きい)
  • インプラントだけでなくインプラント前後の天然歯も、その他自分の歯の健康もインプラントの寿命に大きく関係するので、必ずすべての歯の健康チェック(虫歯、歯周病、咬合その他)ともし問題があるなら全て治療のすることが大切。

患者さんは誰でも安く、早く、簡単に歯が直ぐに入ることを望みます。我々も患者の立場ならその様に望でしょう。しかし患者さん希望ばかりに即した経営本位の治療が今歯科医過剰や不景気が後押ししてエビデンスに基づかない治療の横行の為インプラントのトラブルが激増しています。
きちっとした治療には、それなりの時間と費用が掛かります。十分に注意して歯科医の選択をしましょう。

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インプラント治療を受けたいが、どこの歯科医院を受診すれば良いのでしょうか?

患者様には難しい選択だと思いまいす。これは歯科医師が言うのは難しいのですが、次のような点に注意がいると思います。
簡単に言うと、技術がとても高かく、経験が豊富で、良心的で、誠実で、専門知識が豊富で、高度な設備があるところですが、素人の患者さんからの判断の基準は

  • 歯科医師としての経験が豊富(だいがくを出て臨床卒後研修後最低臨床に10年の経験があること)つまり年齢は卒業した年齢にもよりますが、浪人なしの6年で卒業なら37歳以上のこと。(5年も6年も浪人した歯学部に入った方ではダメ)
  • 最新、最高の充実した設備、機器を揃えていること
  • 患者さんの評判が良いこと(技術的に)。評判と技術とは両立しないことがほとんどです。人当たりが良いのが、評判良くなりやすい。技術の特に高い先生は一般的に口下手がほとんど。
  • インプラント治療歴が長いこと(基本的に患者さんには判断が難しい)
  • 歯周病治療に歯周外科治療を取り入れている歯科医特に遊離付着歯肉移植術等の難しい歯周外科をする先生は信用できる。
  • 価格が地域のインプラント料金の平均以上であること。安いインプラント治療を掲げているところは技術が必ず低い、危ない、リスクが高いです
  • インプラントの症例数が多い。地域でその歯科医院で治療した人がたくさんいる。
  • メンテナンス専用のブースと専任の教育を受けた衛生士がいること
  • インプラント外科だけでなく補綴(入れ歯やクラウンブリッジ)や歯周病治療も高い技術、経験があること。院内技工士を抱えていることも補綴レベル向上には欠かせません。
  • 口腔外科専門医は、補綴はできない、経験が浅いのでお勧めではない。私立も国立大学の口腔外科教授、助教授もほとんどが腕前で選ばれるわけでない。腕の悪い教授、助教授も多々多いのいが現実肩書きだけはすごいが中身がないのが多い。
  • 手術当日に歯が入る即時加重やワンデイインプラント、1泊2日や2泊3日で全インプラント治療がOKとか、フラップレス治療が痛くない、出血がないのでとかでそれを前面に出して言う先生。オールオン4治療が最新、最高の治療と歌う先生。
    患者さん希望本位で患者さん集めをしている歯科医院は注意が必要です。必ず治療による利益、不利益、その治療のリスクその他全て話をする先生が良いと思います。
  • 特に安いインプラントは要注意してください。安さや、院長に大学の名誉教授の名前借りをして実際の治療は若い歯科医師を雇い、歯科医師でない者が経営している歯科医院も数あるとの情報です。そういう歯科医院ではホームページで上位にあり、激安でしかも実際の治療はほとんどインプラントやその他治療の未熟な若い雇われた歯科医師が院長として治療し、1年~2年ぐらいで辞めて、また別の歯科医師が院長になるインプラントセンターです。要注意!!
  • 近くにインプラント専門医院を何軒も開業している歯科医師は要注意。ほんとにきちっと治療するなら一人の歯科医ができるのは一軒が限界です。誠実にインプラント治療を考えるなら一軒のインプラント専門医院を経営するのが本筋で、何軒も開院するのは、別の若い?(自分の歯科医院をつぶして雇われ歯科医なら年齢も高い)歯科医を雇い一気に儲けようとの考えですから要注意、要注意

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インプラントがダメになったらどうなるのでしょうか?

インプラントがダメになった場合には、インプラントを撤去しておけば、通常は骨が穴を満たして、また同じところにインプラントを再埋入すれば同じようにできます。
もし高齢や全身的な問題、経済的問題があるなら、インプラント撤去してから型取りして義歯ですることもできます。

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インプラント治療後、引っ越しや、転勤その他で他の歯科医院に変わった場合には、メインテナンスや修理は可能でしょうか

インプラントのメーカーは世界で100社以上あると言われています。メーカーが異なるとほとんどその器具が使用できません。通常は1軒の歯科医院で1つのインプラントメーカーしか持っていないので、たまたま他院で受診したら同じメーカーを使用していた場合はラッキーですが、なかなかそうは行きません。
メインテナンスは可能ですが、修理等の器具を用いる治療はできない場合いがほとんどです。
転勤その他転医する場合には、使用してインプラントメーカーの名前を聞いて忘れないように記載しておくとよいと思います。通常引っ越し先の歯科医院で同じメーカーを使用している歯科医院を紹介してくれないかと言われることもありますが、現実には分からないので無理な場合がほとんどです。
当センターでも7社の製品を用意してありますが、対応ができない場合が多いです。
それだけ多くのインプラント製造メーカーがあるということです。

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