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全身の健康と歯の病気

特に歯周病が全身の健康にも大きな関係がある事がアメリカの大規模な疫学調査や各国の詳細な個々の細菌学的研究で明らかになりました。
むし歯や特に歯周病は、歯周病関連細菌が血管を通じて全身に運ばれて広がり

① 動脈硬化症・高血圧症
② 心筋梗塞、脳梗塞、虚血性心疾患(狭心症)
③ 感染性心内膜炎
④ 糖尿病
⑤ 低体重児、早産
⑥ 誤嚥性肺炎
⑦ 腎炎

などの全身的疾患を招いてしまいます。

細菌とはどんなもの?

とても小さい生物です。微生物と言われています。勿論良い細菌、悪い細菌(命も奪う)もいます。とても小さくて目には見えません。
私たちは普通の顕微鏡を使い1,000倍で細菌を観察しても、せいぜい1ミリにしか見る事ができません。ブドウ球菌やレンサ球菌などは、直径が1000分の1ミリ(1ミクロン)なのです。

風邪の原因やその他の病気の原因であるウイルスは、細菌よりもさらに小さく、電子顕微鏡を使わないと観察することができません。細菌の大きさの更に10分の1から100分の1の大きさです。
ウイルスは生物ではありません。無生物と生物の中間に属します。
さて、細菌の仲間には、私たちが生きていくうえで欠くことのできない細菌(善玉菌)もいれば、病気を起こす様々な病原菌や生命を奪う病原性細菌(悪玉菌)も存在します。
私たちの健康を脅かす細菌は、病原性細菌といわれるものです。それらの細菌は、私たちにひっそりと住み着いているものもあれば、外から侵入してくるものもいます。
病原性の弱い細菌のなかには、私たちの抵抗力が落ちるときを待っていて、仲間を増やしてやがて命を奪いにくるものさえいます。

口のなかは誰でも細菌(常在菌)だらけ

私たちは、お母さんのおなかの中にいる時(胎児)は細菌にさらされません。ところが生まれてくると産道を通過する時にすぐにいろんな細菌が体や口の中に棲みついてきます。
さらに、歯が生えてくる頃からは、歯や歯の周囲にさまざまな種類の細菌が棲みつきます。
その多くは、お母さんの口の中にいるものがうつることがわかってきました。
むし歯菌もお母さんから赤ちゃんにうつります。

いくらキレイ好きな人でも、人体にはたくさんの細菌が棲みついています。人は常在菌と一緒に生きて暮らしているのです。人の常在細菌微生物の数は600兆個とも言われています。
常在菌は私たちが生きて行く為には無くてはならない存在なのです。
そのほとんどが人にプラスになる善玉菌です。
お口の中の常在菌は外からの微生物の侵入を防ぐ役割がある事が知られています。
しかし、高齢化や病気その他で体力が著しく劣ると、常在菌の中にいるごく少ない悪玉菌が活動して病原性となり、様々な病気になります。

歯周病は勿論お口の中の常在菌の一部の菌種(俗に歯周病菌)と言われている細菌が起こす感染症です。

歯ぐきの下には、歯周ポケットと呼ばれる溝があります。健康な人なら2mmぐらいの深さです。それが歯の磨きが良くないと、溝の中やその周囲に歯垢が堆積し、悪い細菌がその中でどんどん増殖して行き、悪い細菌が増えて毒素(サイトカイン)を出すようになり、炎症が起こり、歯ぐきが腫れて溝が深くなります。すると、より溝の中の悪玉菌が増えて歯肉の炎症が歯を支える骨(歯槽骨)が溶けて、炎症がひどくなり、更なる歯周ポケットの深化や歯周病の悪化が起こります。
そしてやがて歯が自然脱落して歯周病は終焉するのです。

むし歯の代表的な病原菌であるミュータンス菌は、お母さんの口の中に沢山いるほど子どもにうつりやすくなります。
乳歯から永久歯に生え変わる時にも、いろいろな菌が棲みつきます。また、思春期になると、成人になるためのホルモンが体中に流れるようになります。そのホルモンが、歯と歯肉とのすき間から口の中に滲(し)みだすようになると、歯ぐきがはがれる歯肉炎を起こすような菌が増えてきます。さらに、年をとって元気がなくなると、待ってましたとばかり棲みつくものもいます。カビの仲間でカンジダといわれるものです。
口の中に棲みつく細菌のほとんどは、口の中だけで生きています。だから、腸管内では生きていけないものがほとんどです。

口の中の細菌は、歯の表面や歯の周囲、舌や頬粘膜、咬頭などに頑固にへばり着いてそれぞれの縄張りを作っています。
細菌が地球上の最初の生命として出現した時代、酸素はほとんどありませんでした。したがって、その細菌は酸素がなくても生きられる嫌気性菌でした。私たちの口の中に棲みつく細菌は、嫌気性菌もいれば、酸素の好きな好気性菌もいます。好気性菌は私たちに害のない細菌です。歯と歯ぐきの間に細菌が入り込んで溝が深くなると歯周ポケットができます。その歯周ポケットには酸素がほとんどなく、嫌気性菌である歯周病菌(約23種類)ばかりになってしまいます。そして悪さをするのです。

デンタルプラーク(歯垢)は細菌の固まりです

デンタルプラーク(歯垢)は、実は細菌の固まりでいわゆる菌塊です。顕微鏡で観察すると全部が細菌です。球状のものや綿状の長い細菌がパックされた状態でみることができます。
デンタルプラークをバイオフィルムという言葉でいうこともあります。排水口などいつも湿ったところにつくヌルヌルは、細菌が付着して一面に増殖したものです。あの水道やお風呂の排水口のヌルヌルしたものがバイオフィルムです。

医療現場では、カテーテルのチューブにもカンジダ、ブドウ球菌、緑膿菌などがバイオフィルムを作って、さまざまなトラブルを起こし、死に至ることも少なくありません。
厄介なのは、バイオフィルムとなってしまうと抗生物質や消毒薬がほとんど効かなくなってしまうことです。
バイオフィルムであるデンタルプラークの細菌群には、抗生物質がほとんど効きません。頑固に歯面や歯ぐきの下(歯周ポケット内)に付着しているため、機械的に削ぎ落とさない限り除去出来ないのです。
うがいなどで洗い流されるものは食物の残りかすなどであって、バイオフィルムとしてへばり付くデンタルプラークは、うがいでは取れません。
つまようじ(爪楊枝)の先端のデンタルプラークは、数mgです。デンタルプラーク1mg(1000分の1gです)には、1億をこえる細菌が存在しています。また、唾液1mlにも10億もの細菌がいます。歯磨きをしない人、歯周病のある人の口の中には1,000億以上もの細菌が棲みついていると言われています。
また誰でも全身には約600兆個もの細菌が生息しているのです。しかしその大部分は善玉菌です。(体に害がなく、あるものはいないと健康に問題が出る細菌もいます)

細菌のつくる毒素

細菌はさまざまな毒素などを出して、私たちの健康を脅かし、場合によっては命さえ奪ってしまいます。例えば、腸管出血性大腸菌O157は、腸管から出血させる毒素を出し、口の中の病気を起こし、健康を脅かし続けます。
細菌の出す毒素は、2つのグループに分けることができます。細菌が自分の細胞の外に放出するものは、外毒素といいます。外毒素はタンパク質で多くは熱で壊れますが、ブドウ球菌の腸毒というような外毒素は煮ても壊れません。
歯周ポケットに棲みつく細菌は、外膜というマントを身につけています。実は、この外膜は、内毒素(エンドトキシン)という恐ろしい細菌の毒素そのものなのです。どの菌の出す内毒素も同じような悪さを発揮します。
歯周病原菌の内毒素は、発熱の原因になることがあります。また、腹膜炎などで一度に大量の内毒素が入り込むと、私たちの体はショック状態に陥り、死に至ることもあります。
内毒素の病原性は

*熱を出させます
*骨を溶かします
*血糖値を上げます
*炎症を起こします
*免疫反応を混乱させ、時により崩壊させます

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