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歯周病はさまざまな病気の原因に

動脈硬化・高血圧症

歯周病にかかると、歯の周囲の溝(歯周ポケット)内では、歯垢(デンタルプラーク)が堆積し、古い歯垢となり、歯周病菌が大量に増殖し(爪楊枝でちょっと取った歯垢、数ミリグラムで約数億個の細菌がいる)、毒素を出し続け、歯周ポケット内面の歯ぐきに潰瘍ができて、歯周病菌はその潰瘍面から毛細血管に入り(菌血症)全身の血管を回り、毛細血管内に付着してアテロームと呼ばれるこぶが作られます。
管壁に作られたアテロームは血管内の様々な物質が堆積して成長し、血管内が細くなり、高血圧症になります。当然高血圧症やアテロームで血管内が狭くなれば、血圧が上がり、血圧が上がると血管壁はより固くなり動脈硬化症となります。

アテローム:細菌や細菌の死骸、細胞、コレステロールや脂肪

脳梗塞、心筋梗塞

血液が流れ難くなり、これが心臓の筋肉を動かす冠状動脈なら狭心症、更に塞がる様になると心筋梗塞となります。
これが脳内なら、脳を養っている血管に起これば脳梗塞、軽くても血流が悪くなり、微小梗塞という血管の末梢で起こる軽い梗塞(脳細胞の壊死)が広がれば認知症の大きな原因にもなります。

感染性心内膜炎

心臓を構成する壁の一番内側の膜が心内膜と呼ばれる細胞層であるが、心内膜炎の患者様から採取された細菌を分析すると、口腔内にいる細菌が一番多い頻度で見つかる事が知られています。故に歯周病細菌が関係していると事が疑われ、死亡率は20~25%と高く、特に心臓弁膜症の手術をした人に頻度が高いのですが、そうではない方にもみられる病です。
感染性心内膜炎で死亡した患者さんの心内膜の菌の培養をすると、原因菌の4割が口腔内細菌であったという報告があります。心疾患がある方や高齢者では、特に口腔内の清掃管理に注意が必要であると言えます。

糖尿病

日本人の糖尿病と疑われる方は推定約2200万人(H19年国民健康・栄養調査より)もいると言われています。糖尿病は以前から5つの合併症(腎臓障害、網膜障害、神経障害、大血管障害、末梢血管障害)が知られておりさらに6つ目の合併症として歯周病があることが知られるようになってきました。

糖尿病の方は歯周病の進行が速い、治りにくいがあります。最近、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという事が明らかになってきました。
つまり糖尿病と歯周病は相互に悪影響しあっているという考え方が出てきたのです。
歯周病菌は腫れた歯肉内面の潰瘍面の毛細血管から容易に血管内に侵入し全身に回ります。血管に入った細菌は体の力で死滅しますが、歯周病菌の中にある内毒素(エンドトキシン)は血中に残り血糖値に悪い影響を及ぼします。
血液中の内毒素は、脂肪細胞や肝臓からのTNF-α(炎症性サイトカインの一つで適量なら体に必要なたんぱく質だが、増えすぎると体のいたるところで問題を起こす)が異常に増えて、血液中の糖分の取り込みを押える働きもある為に、血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きを邪魔するのです。
歯周病を合併した糖尿病の患者様に、抗菌剤を用いた歯周病治療を行ったところ、血液中のTNF-α濃度が下がるだけではなく、血糖値のコントロール状態を示すHbA1c値の改善するという結果が得られています。

肥満の方や糖尿病の人は、歯周病の発症し易い事やその歯周病の進行を促進する事は良く知られています。
またその逆に肥満を解消すると、また歯周病を治すと、血糖値の改善がみられることも事実です。
歯周病が糖尿病そのものを引き起すわけではありませんが、歯周病による歯ぐきの炎症によって生じるケミカルメディエーター(細胞が炎症時に出す物質)の量が増えて、筋細胞や脂肪細胞に作用して糖の代謝を妨げます。さらに肝臓の働きを低下させて、ブドウ糖の代謝も低下させます。その結果、血液中のインスリンの作用を阻害し、糖尿病は悪化していきます。
糖尿病予防の基本は食事と運動、そして良く噛めるように“歯の健康”が重要です。
むし歯や歯周病で歯を失うと、当然柔らかい食事;イモ類、パン、ごはん、その他高糖質食品に偏ります。お野菜や肉は避けるようになり、当然血糖値、中性脂肪が大変上昇します。
体に良い訳がありません。

骨粗鬆症

骨粗鬆症の推定人口は2000年で1092万人と言われ、その90%は女性です。
骨粗鬆症の中でも、閉経後骨粗鬆症は、閉経による卵巣機能の低下により、骨代謝に関わるホルモンのエストロゲンの分泌低下により発症します。
骨粗鬆症の進行により、ひとたび大腿骨の骨折が起こるとその40%は寝たきりとなり、骨折1年後には10~20%は死亡するほど患者のQOLやADLを著しく制限し、老人性痴ほう症の合併症を生じさせる。骨粗鬆症がひどくなると歯周病が進行し易いとの研究報告がある。
骨粗鬆症とインプラントの寿命にはある程度の関連性があり、インプラントを埋入した患者様は、適切な屋外での運動、バランスの良い食事等、日常生活での心がけが必要です。

早産・低体重児

肺炎や腎炎になると早産し易い事が100年以上も前から知られていましたが、歯周病を持つ妊婦は、歯周病の無い妊婦と比べると約3倍のリスクが高い事がアメリカでの研究で明らかになっています。歯周病菌から出る毒素(サイトカインなど)が白血球を刺激し子宮収縮物質が放出されて、早産や低体重児のリスクを高くしてしまいます。
その危険率はタバコやアルコール、高齢出産よりもはるかに高い数字なのです。
歯周病は治療可能なだけではなく、予防も十分に可能な疾患です。
生まれてくる元気な赤ちゃんの為にも、確実な歯周病予防の為に最低3ヵ月毎の定期健診、除菌治療をしましょう。

誤嚥性肺炎

歯周病が気管支炎や・肺炎を引き起こしてしまいます。老人の死亡原因の第二位は誤嚥性肺炎です。
誤嚥性肺炎の予防には、お口の中の細菌の数を減らす事が一番の予防につながります。
お口の中には、細菌が沢山います。歯磨きの出来ない人、磨かない人、歯周病が進行している方には特に沢山の細菌がいますので、細菌が気管から、気管支を通り肺に入り感染して炎症を引き起こします。

関節炎・腎炎

関節炎や糸球体腎炎(腎臓病)を発症する原因の一つに、ウイルスや細菌の感染があります。
関節炎や腎炎の原因となるレンサ球菌や黄色ブドウ球菌の多くは歯周病性細菌などで、口腔内に多く存在します。歯周病菌が血管内に入り、また歯周病の炎症性物質が血液を介して関節や腎臓に届き、関節炎や腎炎を発症する事があるのです。口腔内の細菌の予防除菌治療がこれらの病気を防ぐとも言えます。

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