歯科医療では最高のメタル金と白金の合金で作られています。薄く変色の無い、貴金属のPGA合金床(イエローゴールド)は機能的・審美的にもあなたのステータスにふさわしい最高ランクの総義歯です。
チタン合金は生体適合性(アレルギーに対する安全性が最高に高い)が最高で軽く、薄く、丈夫なのが特徴です。
最も一般的な自費義歯(90%以上)に用いられる非貴金属合金です。チタン合金より重い、厚い、固い、色の変色は無い。ただし金属アレルギーがある人がいますので、金属アレルギーがある方は使用出来ません。
網状のコバルトクロム合金メタルで補強してあります。
入れ歯が外れない様に、固いものも噛める様に、インプラントを用いて顎に入れ歯を維持させる方式の入れ歯です。2本~4本のインプラントを埋入して入れ歯の維持(外れない様にする事)にすると、一般的に吸着で維持する総義歯のとは比べものにならないぐらいに噛める、外れなくなり、快適になります。下顎に一般的に試用しますが下顎が総義歯が全く浮かないようになり咀嚼機能が劇的に改善します。入れ歯のインプラントに組み込む維持装置は磁性アタッチメントやバーアタッチメント、スタンドアタッチメント等の種類があります。それぞれ症例に応じて使い分けます。
(1)総義歯でも圧倒的に噛める様になります。ほとんど何でも噛める様になります
(2)外れない、下の入れ歯が浮かない
(3)痛くない
治療用義歯とは本義歯(最終義歯)を作る以前にもう一つ治療を目的とした上下総義歯の事です。その目的は以下の通りです。
(1)旧義歯の不正なかみ合わせや咀嚼運動の悪習慣を修正して、乱れた筋肉・神経系統を正常に戻すリハビリテーションを行う為に使用します。ほとんどの患者様は不正な顎位、落ちる、下の入れ歯が浮く等で口腔周囲の筋肉や神経系のバランスが崩れています。直ぐにそのままかみ合わせを取ったり、型とりしても不正な状態を新しい義歯に再現してしまい、良い結果になりません。治療用義歯で先ずはそれらの不正な機能の改善する必要があります。
(2)最終義歯のかみ合わせの位置や審美的な歯並び、その他を患者様の意見を参考にして模索する為のパイロット(案内)の役目を担う。
(3)患者様の具合を聞きながらその患者様の個性に合ったより機能的な形態修正をしながら、最終義歯の製作の参考とする。
(4)落ちない、浮かない入れ歯を作るには、それなりに入れ歯の歯の位置や床の形態、厚み、広さ、周囲の筋肉の機能の妨げにならないより機能的な形態を模索する。
最も一般的な金属の見える自費義歯です。
(1)PGA合金床局部義歯
(2)チタン合金床局部義歯
(3)コバルトクロム合金床局部義歯
の3種類があります。自費義歯としては比較的安く、修理もし易く、製作も簡単です。ただし安易に使うと掛けた歯が齲蝕や歯周病になり失うので、それに対する対策処置も重要です。
審美義歯としては最高級義歯で、噛める、金属が見えない、安定感がある最高ランクの義歯です。残存歯が6歯以上ある場合が適応症です。
総義歯への一歩手前の6歯以下の残存歯の場合の審美義歯で、この義歯の良いとことは
(1)審美的(金属が見えない)
(2)安定性がある。
(3)噛める
(4)歯が無くなっても総義歯まで修理可能で作り替えが要らない
審美義歯の中では比較的料金が安いのが特徴で、作るのも簡単、治療時間がかからない。噛めて、審美的で比較的安価が特徴です。
お出かけ用専用義歯です。咀嚼的機能は50%前後です。審美の為の入れ歯で噛むことを目的とはしていません。価格が安い、審美的、作るのが簡単、時間がかからない、歯を削らない、修理も出来ます。
ナチュラルソフトクッション義歯はナチュラルデンチャーの内面にソフトシリコンを入れてあるので入れ歯の加わる噛む力を大幅に吸収してくれるので、噛んでも痛くないのが特徴です。噛める、痛くない、審美的ですが、構造的に弱いのが欠点です。一般的には患者様にはスマホでコンフォート義歯と呼ばれている入れ歯と同じ物です。